11.それぞれの思い
      
  私は術後の経過の章を書き済ませると筆は終りの章を書き始めた。終り章も      
 書き済ませたのである。明日に向って歩み出そうとする、明るい最終章になって      
 いる。ところが私は何かスッキリしない。書き終えたという達成感がない。何か      
 物足りないのである。何であるか筆を置いて考えた。あなたは何かを忘れていま      
 せんか?まだ書き残しているものがあるのかな?しばらく考えて、わかった。      
  今までの内容は第3者と私の関連事項とその対処法を列記した。本来であれば、      
 自分の家族とどのようにしてきたのかを、最初に書くべきではなかったのか。      
 一番心配をかけ、つらい思いをさせ、苦労かけている家族である。それを忘れて      
 いるとは実に情けない。それで本章は、最終章を書いた後に書いたことになる。      
       
  11.1 家内      
   最初は当然、家内とのことを書く。大変な心配や苦労をかけたのだから。     
  書くにしても家内とのやりとりである。私の病気・手術の経緯を踏まえながら     
  書いてみる。内容は前章:人間ドッグの再診結果と重複するがご容赦願いたい。
     
   ① 病気・手術の経緯  

              削除 2018.01.26   
    
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   ② たのみごと 

    削除 2018.01.26    
    
       
   ③ 手術の前提条件     
    検査入院が済むと、即、摘出手術かと思ったがそうでない。他の臓器に癌が転移    
   していないか、他臓器に異常はないか、手術に耐えうる体力を有しているかを検査    
   するのである。極めつけは、治療するべき歯はないか、抜歯する必要なし。念の    
   ために歯石はとって、口腔内をきれいにしておこうである。これらの事柄が手術の    
   前提条件になるのである。    
    外科の執刀医の先生から手術方針の説明を受けた。終わりのほうで奥様は同伴で    
   ありませんね。次回受診時は奥様と一緒に来てくださいである。数日後に再診日を    
   決めた。家内と同伴で受診、先生は手術方針を説明すると、手術に伴うリスクの    
   説明を始めた。このリスク説明は当病院の執務規則である。説明して手術同意書に    
   保証人としての署名捺印を頂かなければなりません。ご承知いただけますでしょう    
   か?これも手術の前提条件である。    
       
   ④ 手術当日     
    家内は約束通り手術開始30分前から立会い、開始したら他室で待機してくれた。    
   私は手術が終わり意識が戻った時、ベッドの側で家内を見つけた。かあさん手術は    
   は終わったか?立ち会ってくれて有難うと声をかけた。まずは家内に感謝である。
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  11.2 長男     非公開     
     
       
  11.3 次男  非公開      
     
       
  11.4 長女  非公開 
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